1 昆虫図鑑 ★ :2025/04/10(木) 16:36:50.72 ID:ncYHO4db
パリ五輪のバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽(再春館製薬所)が8日、自身のインスタグラムを更新し、中国での試合においてストーカー被害を受けていると明かした。1年半ほど続いているとし、ファンに自制を求めている。複数の中国メディアがこれを受けて「もっと理性的に応援を」と呼びかけている。
松山奈未との“シダマツ”ペアとして人気が高い志田は、8日から中国・寧波市で開催されているアジア選手権2025に出場。大会を前にインスタグラムのストーリー機能を使い、中国語で「今回はファンの皆さんにお願いしたいことがあります。中国で試合があるたび、ストーカーに悩まされています。すでに1年半ほど続いていて、最近ではとても不快で、怖くてたまらない気持ちになっています」と告白した。
「ファンの皆さんが皆こんなことをするわけではないことは分かっています。私も中国が大好きで、私を応援してくれるファンの方々には感謝しています」と中国を含めたファンのエールには感謝しつつ、「ストーカーのような行為は今すぐやめてください。こうしたことが今後も続くようであれば、対処を考えます」とも記した。「最後に、皆さんには、私たちのプライベートな生活ではなく、ぜひコートに目をむけていただきたいと願っています」と訴えている。
これを受けて複数の中国メディアが志田の投稿を報じた。「中国での試合中にストーカー被害。日本のバドミントンの女神も『ファングループの被害者』」との見出しで記事を掲載した澎湃新聞は「行き過ぎたファンの行動が彼女のプライベートな生活に深刻な影響を与えているという。ファンにはもっと理性的に選手を応援してもらいたい」と呼びかけている。
また中国メディア「潮新聞」は「中国ファンの間で志田千陽の人気は高い。志田千陽が試合で中国に来るたび、ファンのカメラが彼女に向けられるのはこのためだが、激しくなるばかりのファングループの悪習がついに彼女を悩ませることになってしまったようだ」と人気の高さからこうした事態に発展したと伝えた。
同メディアはパリ五輪女子ダブルス金メダリストの賈一凡(中国)も、6日にSNSでファンに理性的な応援を求める投稿をしたと紹介。「選手にはボディーガードも荷物を運んでくれる人もいない」「私のバッグが(ファンに)あたったら痛いだろうから、やはり一定の安全距離は必要です」と選手とファンの距離感について触れていたという。
THE ANSWER編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/945f7c35fff6a683cf784bbb5ee5c1e06bd91b65